裏拍手という言葉をご存知でしょうか？

古来からあの世はこの世と全てが逆であると言われています。

例えば着物を着る際には右側の袖が上の方に出るように着付けをします。

それに対し、葬式での死装束では、左側が上になるよう着付けをします。

ここで裏拍手の話に戻りますが、通常の拍手は掌を叩いてするものです。

裏拍手は手の甲で叩くものなのですが、これはあの世に招いている行為なのです。

実際の事例として有名なのが、某TVの歌番組での出来事です。

歌手の大塚愛さんが、プラネタリウムという曲を歌っており、途中で泣きながら歌うという出来事がありました。

泣いた背景には昔付き合っていた彼氏との思い出を歌詞にしていたのですが、当時の彼氏はその後に亡くなってしまいました。

その思い出からの涙なのですが、プラネタリウムを歌っている中に、一人だけ裏拍手をしているところがTVに映りました。

大塚愛さん本人は始めは会いに来てくれたと喜んでいましたが、裏拍手はあの世から招かれていることであることを伝え、お祓いに行ったとのことでした。