こけしの秘密
こけしは東北発祥のものです。
しかし、こけしは無表情の木彫り人形であり、どういう使い方なのかわからないです。
こけしは供養をするための物なのです。
こけしを正確に書くと子消しとなります。
その起源は、東北のある村で、飢饉が起こり、その村では口減らしを行った際に供養のためにこけしを作っていたそうです。
ある母親も口減らしのため、泣く泣く自分の子どもを殺したそうです。
母親は、供養のために、木彫りの人形を作ります。
子どもを殺した自責の念もあり、本当なら無表情のこけしを作るのですが、笑顔のこけしを作りました。
しかし、彫った直後にこけしの顔が怒りの表情に変わってしまいました。
夜遅くに彫ったために寝ぼけてしまい、表情を間違えたのかと思い、もう一度彫ったのですが、やはり表情は怒りの表情に変わってしまいました。
これを恐れた母親や村の人々はこれから無表情のこけしを作ったとされています。
このブログへのコメントは muragonにログインするか、
SNSアカウントを使用してください。